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「ワークショップ難民2014」を開催しました

 2014年6月5日(木)、12日(木)、19日(木)、26日(木)の4日間、難民事業本部関西支部は、難民問題について考える参加型セミナー「ワークショップ難民2014」を(公財)神戸YMCAとの共催で開催しました。難民問題に関心のある学生や社会人など、延べ90名の方に参加いただきました。

 第1回「難民問題の基礎知識」では、世界の難民の流出と受け入れの分布、難民条約における難民の定義についての説明のあと、自分が逃げる際には何を持って逃げるか、難民キャンプではどのくらいの食糧配給があるのかなど、難民の基本について学びました。
 第2回は「あなた、難民になりますか」をテーマに、家族構成や現在の状況、隣国の状況などそれぞれ異なる条件のもと、どのような状況なら国境を越えて逃げるのか、逃げた場合はどのような行く手が待っているのか、逃げない理由は何かについて、実際に難民になったつもりで考えました。
 第3回のテーマは「日本に暮らす難民の人たち」です。日本に暮らすインドシナ難民と、仮想の国に暮らす日本人難民という2種類のロールプレイを行いました。文化や価値観の異なる国での生活を疑似体験し、難民と難民を受け入れる人々が直面する課題とその解決策について話し合いました。
 第4回は「難民支援シミュレーション」と題して、NGOの立場で援助計画を作成しました。家を追われ異国で暮らす難民の子どもたちの映像を見て、難民が困っていることは何か、どんな支援が必要かを考え、グループごとに支援計画を作成し発表しました。

 各回とも参加者の方々が非常に熱心で、積極的に議論している様子が印象的でした。特に第3回のロールプレイでは、現在の時事問題を踏まえたアドリブも交えながら、当事者になりきった白熱した議論が展開されました。また支援シミュレーションでは、実際の支援現場でも行われているような、現実的で効果的な支援計画も発表されました。
 参加者からは、「今まで知らなかった難民について知ることができ、実際に難民の生活をイメージすることができた」、「ワークショップ形式で楽しみながら勉強できた」、「これからもいろいろと知りたいと思った」などの感想が寄せられました。
 難民事業本部では、これからも日本や世界の難民問題について、身近に感じてもらえるワークショップやセミナーを企画していきます。


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