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「ワークショップ難民2015」を開催しました

 難民事業本部関西支部と(公財)神戸YMCAは、難民問題を多くの方に知っていただくための参加型セミナー、「ワークショップ難民2015」(2015年6月10日(水)、24日(水)、7月8日(水)、22日(水)の全4回)を開催しました。難民問題に関心のある学生や社会人など、延べ106名の方にご参加いただきました。

 第1回は「難民になる」と題して、難民とはどのような人なのか、クイズ形式で出題し、難民条約の中で定義されている難民について解説しました。また、もし自分や家族が迫害を受け、命の危険を感じたら難民になるのかどうか、国境を越え安全な国を目指す難民の状況についてシミュレーションを通して考えました。

 第2回は「難民を支援する」をテーマに、家を追われ異国で暮らす子どもたちの映像を見て、難民が困っていることは何か、どんな支援が必要かを考え、NGOの立場で支援計画を作成しました。参加者からは、難民支援の仕組みがよく分かった、これから何ができるかを考えたい、などの感想が寄せられました。

 第3回のテーマは「難民と共に暮らす」。日本にいる難民についての説明の後、ロールプレイを通して、異国で暮らす難民を疑似体験しました。与えられた役になりきっている人もなりきれない人も、難民の立場や抱えている問題をより深く理解したうえで、「共生」をめざして何ができるのかを考えました。

 第4回は「難民を受け入れる」をテーマに討論形式で、もっと難民を受け入れるべきか否かを考えました。自分の意見とは関係なく賛成と反対に分かれて、それぞれの主張を述べていただきましたが、双方から共に、もっと受け入れるためには難民に対する意識を変え、さらに理解を深める必要があるという意見が出るなど、白熱した討論が展開されました。

 今年は高校生の参加者も多く、難民問題に関心を持つ人々の世代の広がりを強く感じられるワークショップとなりました。今後も難民問題を身近に感じていただくため、ワークショップやセミナーなど、有意義なイベントを企画してまいります。


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