このページをとじる

難民事業本部スタディツアー2019を開催しました
(2019.03.06-07)

 難民事業本部(RHQ)は、3月6日(水)・7日(木)に「日本の難民受入れ〜多様な支援の在り方について考える〜」と題したスタディツアーを開催しました。
 今回のスタディツアーでは、難民支援に関する様々な関係先を訪問し、各支援の現状や職員のキャリアパスについての講義を受けながら、世界の難民支援が多様なアクターの参画を目指しているという流れの中で、参加者自身がどのように支援に関わることが出来るのか、支援現場のスタッフのキャリアパスや求められるスキルなど現場の声を聞きながら、多様な支援の在り方について共に考えるプログラムを実施しました。2日間を通じて、17名の社会人・学生にご参加いただき、中には遠方からお越しの参加者もおり、難民問題や日本の難民受入れに関心の高い方々にお集まり頂きました。

スタディツアースケジュールと概要
1日目:3月6日(水)
1.「難民を取り巻く世界の現状」UNHCR法務部(川内副代表)
参加者からの感想
「基礎的なデータを知ることが出来てとても勉強になった」
「グローバルコンパクトについて詳しく聞くことが出来てとても良かった」
「職員の方の経験談が非常に分かりやすく、UNHCR職員の方がどのように働いているのかを理解することが出来て良かった」

2.「我が国における難民の受け入れ」外務省人権人道課(田村首席)
参加者からの感想
「政府の立場から難民支援とその受入れをどう行い捉えているのかを理解することができた」
「難民について資料も含めて体系的かつ分かりやすいご説明で理解しやすかった」
「外務省に行くことが出来る機会はなかなかないので貴重な経験になった」

3.「難民への日本語教育、日本の難民受入れと難民事業本部」難民事業本部 本部事務所(小瀧日本語教育監督者、企画調整課西口)
(1)定住支援プログラム内の日本語学習・日本語教育
(2)条約難民コース・第三国定住難民コースそれぞれの特徴
(3)学習内容とアフターフォロー
(4)難民とは?〜日本に暮らす難民と難民認定申請者〜
(5)日本の難民受入れの歴史と難民事業本部(RHQ)の沿革
(6)難民事業本部(RHQ)の支援事業
参加者からの感想
「第三国定住についてあまり知らず、またその後の認定やサポートについて知らなかった為勉強になった」
「ツアー参加前は事業の存在すら知らなかったが、沢山の工夫・努力があることや言葉がいかに大切であるかを感じた」
「日本語教育について様々なアプローチの方法があることを知れて良かった」


 

2日目:3月7日(木)
4.「学習発表会」RHQ支援センター(第三国定住難民、条約難民)
(1)大人クラス、子どもクラスのスピーチ
(2)詩の朗読
(3)合唱
参加者の感想
「半年であれだけ話せるのはすごいと思った。子供たちの日本語の上手さ、また音を使った学習に驚いた」
「日本語教育を始めて半年だったのにも関わらず、とても上手に学習の成果を発表していて驚きました。様々な生い立ちを経験した中で、日本に来て「生きる」という事を選択した事を後悔しないように幸せになって欲しいと思う」
「半年の学習の成果を見られただけでなく学習発表会の形式なども面白かった」

5.「海外での支援(ミャンマー情勢とミャンマーでの教育支援)」(ADRA JAPAN)
参加者の感想
「海外の現場で難民支援を行っている団体について知ることができ、国の状況や人々の状況を具体的に理解できた」
「ミャンマーでの支援のみならず、地域情勢も合わせてご説明いただき理解が深まった」
「支援に当たってどういう意図でどのような支援を考え出したのか、支援を行う上での問題意識を知ることができ参考になった」

6.「難民支援の現場から〜支援担当者として考えること〜」(難民事業本部)
参加者の感想
「それぞれの難民事業に関わるに至るまでの経緯や事業内容、大変なこと、やりがいを聞くことができ、今後のキャリアを考えている自分にとって興味深かった」
「難民の方の相談に乗ったりサポートをしたり、直接難民の方々と関わっているお仕事を魅力的に感じた」
「様々な分野での経験が難民支援に役立つということが知れて感動した」

 

 2日間を通して、スタディツアー参加者からは、「無料なのにここまでしっかりしたプログラムを組んでくださり本当に勉強になった」「難民の方々に対してそれぞれの団体が違うアプローチをしていて、それが補完的であり面白かった」「難民の方々の発表など、なかなか知らない事を知ることができたので良かった」「知識を持っているだけでなく使うためにはどうすれば良いか、そして行動力を鍛えるための方法について学ぶことが出来たのでとても満足した」といったコメントを頂きました。

 この場を借りて、講義・訪問をお受けいただいた団体の皆様に心より御礼申し上げます。難民事業本部は、難民への支援の輪が広がっていくよう、今後も広報活動に努めて参ります。

このページをとじる