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静岡ガールスカウト連盟へ難民理解講座を行いました(2019.9.21)

 9月21日(土)御殿場市民交流センターふじざくらにて、静岡ガールスカウト会員約25名を前に、難民事業本部が難民理解講座を行いました。

 今回の難民理解講座は、「知っていますか、難民のこと〜日本の難民受入れと身近なことから出来ること〜」をテーマに2部構成で実施しました。第1部では、約30分の講義とDVD視聴(なんみん故郷をはなれて)を行いました。第1部の理解講座では、「日本の難民受入れと定住支援」と題し、難民の定義や世界中のどこで難民が発生しているのかを確認したのち、日本で難民として受け入れられてきたインドシナ難民、条約難民(難民認定者)、第三国定住難民について、その受入れ経緯や法的制度について説明しました。
 次に、「定住支援」では、難民事業本部が約40年間行ってきた難民への定住支援事業の内容をお話ししました。難民事業本部の定住支援の2本の柱は、定住支援プログラムとプログラム修了後のアフターケアであり、具体的には、日本で難民認定を受けた人、第三国定住という難民問題の恒久的解決を目的に実施している制度で日本に入国してきた人に対して行っている「定住支援プログラム」にて、日本で自立した生活を営む上で必要な日本語教育や就労あっせん等を提供しており、修了後も難民生活相談やコミュニティー支援などのアフターケアを行っていることを紹介しました。
 次に「なんみん故郷をはなれて」という映像を視聴しました。インドシナ難民として来日した後、日本で多くの苦労があった中で、自身の夢を叶えた人物へのインタビュー等を収録した映像で、日本に暮らす外国人の抱える悩みや日本への思いが語られています。
 続いて、第2部では、「難民はどんなことに困っているかを想像し、自分たちに出来ることは何かを考える」をお題としてワークショップを実施しました。参加者からは、「難民たちは言葉に困ると思うから、ジェスチャー等で日本語を教えてあげる」「困っていたら声をかけてあげる」「もし学校に難民がいたら、笑顔で接する」といった意見が上がりました。

 参加者の皆さんからは、日本の難民受け入れ体制と難民事業本部が行っている定住支援について、「日本にいる難民の人数を知って驚いた」「難民を差別しないで日本人と同じように接したいと思った」「自分が外国に行ったら…という身近な気持ちで難民の人に寄り添うことが大切だと思った」「日本における難民の受入れについてのお話で新たな知識を得ることが出来た」「難民の方々が何に困っているか、自分たちに出来ることは何かを具体的に考える良い機会になった」といった感想をいただきました。

 難民事業本部(RHQ)は、世界の難民問題や、日本での難民受入れと日本定住など、難民に関する様々なテーマで「難民理解講座」を行っております。授業や講演などをご希望される学校・団体の方は、HP「お問い合わせ」より、ぜひご連絡ください。


 

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