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難民について知りたい!
─RHQ支援センターで学ぶ難民─

 

RHQ支援センター第20期生(第三国定住難民第5陣)
地方体験研修を実施しました

 

第三国定住難民第5陣は、1月中旬に地方体験研修を実施しました。
地方の風土に触れるとともに、地方独特の伝統文化や風習等について体験を通じて学び、日本に関する幅広い知識を促進する目的で、静岡県御殿場市において4泊5日で研修を行いました。
研修初日の講義では、産業の発展には、道路、鉄道、港湾を利用した人と物の流通が大きく影響していることや、かつて東海道が日本の産業の発展と交通に重要な役割を果たしていたこと、地方の自然を生かした生活や地域の特産物を利用した産業などを学習しました。見学と体験は、次の3つの目的に合わせて行いました。

(1)自然文化体験
研修中は、普段の生活とは異なり、雄大な自然に囲まれた地方の生活を体験しました。海岸では日本が海に囲まれている国であること、船を使った物流についても学びました。
降雪の日は、日本の冬が苦手な入所者たちも、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり、自然を体験しました。また、火山活動を間近で見学し、足湯を体験するなど、地理的な特色を学びました。

(2)地域産業の見学
日本の伝統工芸でもある寄木細工の見学時には、技の習得や地元の材料を使うことなどについて、職人の説明をじっくりと聞き、積極的に質問がなされました。

マヨネーズ工場とウィスキー工場の見学では、その地域にあるきれいな水や独特な木材、新鮮な食材を使って製造される製品が、高速道路を使って素早く消費者に届けられることを学びました。また、工場の機械化や工場で働く人の少なさなども興味深く見学しました。

(3)地方の生活
実際に路線バスやJRを利用し、地方での通勤や通学のイメージを膨らませました。地方では自家用車での移動が多い一方、公共交通機関の利用も欠かせないことを学習し、地方の生活を実感することができました。

研修後、入所者からは「日本の伝統や文化をもっと知りたいと思った」「地方の生活がよく分かった」という声が多くあり、この地方体験研修が、これから定住地で生活を円滑に進めていく上で有意義な学習となりました。


 
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