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難民について知りたい!
─RHQ支援センターで学ぶ難民─

 

第三国定住難民第6陣が地方体験研修を実施しました

 

 RHQ支援センター第22期生(第6陣)は2016年1月中旬、静岡県御殿場市において、2泊3日で地方体験研修を実施しました。その地域の風土に触れるとともに、地方独特の伝統文化や風習を実地で学び、日本に関する幅広い理解を育成することを目的とした研修です。

 1日目は講義形式で、御殿場の特色、地理・気候、産業、交通等について学び、2日目は御殿場駅を中心に、周辺にある市役所、郵便局、保育所、スーパーなどを日本の定住生活に関係する場所を自分の足で歩き、御殿場での生活を疑似体験しました。次に路線バスで富士山樹空の森施設に移動し、富士山の歴史や成り立ち、火山の噴火が地域に与える影響、自然や地形、気候について学習し、都心との違いを実感することができました。3日目には神奈川県箱根町に移動し、伝統工芸の寄せ木細工の工房を見学し、約200年前に生み出されたこの地域独自の技法が今も継承され、有名な地場産業として確立していることを知り、また、箱根関所では、関所がかつて入国管理の役割を果たし、江戸の治安を守っていたことや都市間の人と物の流通の重要さについても学習しました。

 この3日間、入所者は研修以外でも大切なことを学びました。寝食を共にしながら、決まった時間に団体で行動することで必要となる様々なルールを学ぶことができ、仲間と励まし合い、協力することで、初めての経験も乗り切った時の達成感を知りました。入所者がこの研修の体験を活かして、今後、定住先でも連帯し、それぞれの家族が互いに助け合い、励まし合って、安定した生活を送ってくれることを願っています。


 
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