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難民について知りたい!
─RHQ支援センターで学ぶ難民─

 

RHQ支援センター第24期生(前期半年コース)地域探検と
ミニ学習発表会を実施しました

 

 2016年5月26日(木)、第24期生前期半年コース入所者5名は、センターの周辺を探検しながら生きた日本語や伝統文化に触れる戸外学習に出かけ、その後6月1日(水)、見学場所や感想等を日本語にまとめてミニ学習発表会で発表しました。

 事前に準備した地図を手にした入所者5名は、バス停、交差点、右、左、真っ直ぐなどわかりやすい言葉で説明する日本語講師の指示に耳を傾けながら、予め決めたいくつかの目的地を目指しました。最初に足を止めた古い地蔵尊では、さっそく裸足になり真剣に祈る入所者もいました。地蔵の周りにかけられた願いごとが書かれたたくさんの絵馬にも興味が湧いたようで、日本語講師に意味を尋ねていた姿が印象的でした。
 古書店が建ち並ぶ通りでは、店頭にズラリ並ぶアニメ本に目を留めると、国籍も年齢も違う入所者たちが共通のアニメの話題でひとしきり盛り上がりました。次に訪れた神社では、狐が祭られていることを知って驚きつつも、朱塗りの立派なお堂の裏側で見つけた様々なポーズをした狐の石像にお参りしました。その後神社に隣接する大きな庭園のある公園に移動しました。園内の池では入所者が大きな鯉や亀、小エビを見つけて歓声をあげたり、新緑で覆われた園内の木々を眺めたりしながら自然を満喫しながら散策を楽しみました。地域探検は午前中だけの短い時間でしたが、実際に街を歩いてみて、改めて看板や標識の意味を知ったり、地域に息づく古い建造物や自然を知ることが出来た貴重な活動になりました。

 探検の後は教室でミニ発表会の準備をしました。見学した場所や印象に残った事柄を講師と共有し、歴史や由来等を調べながら、日本語で原稿にまとめていきました。ミニ発表会の当日は、最初は緊張な面持ちの入所者でしたが、いざ発表となるとそれぞれジェスチャーや豊かな表情を交え、覚えた日本語を駆使しながら上手に発表しました。一人ずつ発表した後には、全員で日本語の歌を合唱したり、詩を朗読したりと、これまでの成果を十分に発揮したバラエティーに富んだ発表会になりました。

 地域探検からミニ発表会までのこの一連のカリキュラムは、入所者にとって達成感のある学習経験となり、残りの日本語学習に向けての大きな自信にも繋がったと思います。


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