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難民について知りたい!
─RHQ支援センターで学ぶ難民─

 

第三国定住難民第9陣が難民とのつどいに参加しました(2018.11.4)

 

 2018年11月5日(日)、当アジア福祉教育財団が新宿区等との共催で開催した「第39回日本定住難民とのつどい」にRHQ支援センター第32期生(第三国定住難民第9陣)5世帯22名が参加し、模範難民定住者や難民雇用事業主等の表彰、難民コミュニティによるアトラクションなどを観覧しました。

 当財団は、政府がベトナム、ラオス、カンボジアからのインドシナ難民の受け入れ、定住支援を決めた1979年に政府の委託を受け、難民が定住するのに必要な支援プログラムを開始し、以来40年にわたり支援を継続してきました。その間、約6千6百名のインドシナ難民、条約難民、第三国定住難民の日本語教育、就職あっせん等を行ってきました。

 第39回目を迎え、会場となった新宿文化センターには、関東地域に定住している難民定住者を中心におよそ800人が集まり、お互いに近況を報告し合ったり、旧交を深めました。近年では、一世、二世に加えて孫を連れて三世代で参加する方も増えています。

 第一部の式典では、難民の雇用に取り組む事業所や難民支援に寄与する支援団体に感謝状が贈られ、模範となる難民定住者に表彰状が授与されました。難民の積極的な雇用を世界規模で展開し70名以上の難民雇用を実現しているファーストリテイリング(ユニクロ)や同社で正社員に登用されたミャンマー難民定住者が受賞し、社員の難民定住者のスピーチでは、「私はユニクロにインターンとして入社し、同僚のサポートを受けながら、難民出身者として初めての正社員となり、店長代行を務めるに至っています。ここまでこられたのは自分ひとりの力ではなく、周囲の励ましや助けが大きな力になりました。自分だけが大変で、辛いのではなく、社会全体は繋がっていて、お互いに助け、励ましあうことが大切だと感じ、恩返しとして色々な所で難民について話をしたり、コミュニティで活動したりしています。」との言葉が語られました。会場でこのスピーチを聞いた第三国定住難民の方々も大いに励まされました。

 第二部のアトラクションでは、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、ラオスの定住者による民族舞踊のほか地元小学校の音楽・太鼓クラブの演奏などが披露されました。回の最後を締めくくるイリュージョンマジックには、会場で観覧した32期生も驚きの声をあげながら、見入っていました。

 第32期生は今年9月下旬に来日し、日本の生活も約1か月になったところですが、ミャンマーコミュニティの民族舞踊を見て、遠い母国に想いを馳せていたようです。


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