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難民について知りたい!
─RHQ支援センターで学ぶ難民─

 

RHQ支援センター第33期生(前期半年コース)の学習発表会と修了式を開催しました(2019.9.12,9.20)

 

 2019年9月12日(木)、第33期生前期半年コースの入所者7名が日本語クラス活動として学習発表会を開催しました。見学に訪れた政府関係者や地元関係者の前で、これまでの学習成果として日本語スピーチやクイズ、詩の朗読、歌などを披露しました。
 スピーチでは、自分の人生を題材にしたものが多く、日本に来るまでの自分と日本に来てからの自分を比較したものやこれからの人生計画などを、写真を使ったり、表現豊かなジェスチャーを交えたりして発表しました。かつて様々な苦労を経験したこと、今では日本で幸せな生活を送っていること、入所者の話を聞いていくうちに見学者が涙をぬぐう場面もありました。
 母国の紹介を兼ねたクイズコーナーもあり、国旗や国の広さ、山の高さや珍しい動物に関する問題に、珍回答も飛び出し会場は大いに盛り上がりました。
 歌は、全員で声を揃えて「世界に一つだけの花」「上を向いて歩こう」を合唱しました。詩の朗読では、「生きる」をアレンジして、自分のオリジナルの「生きる」を披露しました。『いま生きているということ、それは家にただいまと言って帰ること、家族がお帰りなさいと言って迎えてくれること』『いま生きているということ、それは日本に住んでいるということ、日本語の学校に通っているということ』、それぞれにとっての生きている実感を詩に込めて発表しました。
 このプログラム中に身に付けた日本語力を十分に発揮できた発表会となりました。

 9月20日(金)、第33期生前期半年コースの入所生7名と保育児童3名が修了式を迎えました。式典は、難民事業本部企画調整課長の挨拶に始まり、日本語教育参与のお祝いの言葉へと続きました。施設長から修了の証として、修了生7名に対して修了証書の授与が行われ、また、保育児童3名には保育士手作りのメダルが、毎日元気に保育室に通った証として首にかけられました。
 来賓の外務省、出入国在留管理庁、厚生労働省、文化庁、UNHCR、地元町会、祝辞をくださった内閣官房からも、修了生に向けてメッセージが寄せられ、このセンターで身に付けた日本語や知識を活かして、更に日本社会に馴染んでいってもらいたい、まずは自分で努力してみて、それでも困ったことがあれば、いつでもセンターに相談してくださいなど、修了生に励ましのメッセージが贈られました。
 最後に、修了生一人ひとりから答辞として一言スピーチがありました。
「5年後に日本語能力試験N1を目指したい」「将来は日本語の通訳になりたい」「輸入の仕事がしたい」「大学で勉強したい」など、日本語が出来るようになったことの喜びと将来の夢が込められたスピーチがありました。

 この定住支援プログラムで学んだことが、日本の生活に役立ち、また、夢の実現に少しでも役立てればとRHQ支援センター職員一同願っています。


 
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