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難民について知りたい!
─RHQ支援センターで学ぶ難民─

 

RHQ支援センター第14期生(後期半年コース)地域住民との
交流会を開催しました(2013.1.18)

 

 2013年1月18日(金)、今年度後期・昼間コースの入所者4名が、生活ガイダンス講座の一環で、地域住民の方々と文化交流を行いました。

 これは、入所者の出身国と日本の文化・習慣について、お互いに理解を深め合いながら、地域コミュニティへの参加手法を学ぶ目的のものです。午前中に地域の町会や社会福祉協議会等の互助組織について事前に学習した後、午後に、地域の町会の方の自宅を訪問しました。
 訪問先では、日本の伝統家屋での所作や風習、マナー、訪問時の挨拶、靴の脱ぎ方、畳間での振る舞い、仏前での作法、お茶の入れ方等を町会の方々から実践的に学びました。また、時節柄、町会の方からお正月の遊びや日本の民謡などを紹介していただき、入所者からも出身国のお正月行事や歌などを披露するなどして、お互いに交流を深めました。

 一般的な日本の家を訪問するのは入所者にとって初めての体験です。畳の部屋に素足で上がり、こたつで暖をとるなど、日本の家での冬の過ごし方を教えていただきました。訪問したお宅では、ちょうど法事でお坊さんが仏壇にお経をあげていたところでしたので、入所者も仏壇に手を合わせて、法事を体験させていただきました。法事を体験した入所者たちは、出身国との作法の違いに非常に興味を惹かれたようです。その後入所者たちは正月遊びの『コマ回し』や『けん玉』にも挑戦しましたが、なかなか難しかったようで、悪戦苦闘していました。

 日本の民謡や歌謡曲を教わったお礼に、入所者から授業で練習を重ねた日本の歌を披露したところ、「発音がとても自然で、歌も上手」と、お褒めの言葉をいただきました。さらに、それぞれ出身地の文化紹介として、噛みタバコや宝石の見分け方などを日本語で説明しました。噛みタバコは実際に町会の方にも体験していただき、噛み方の説明や感想、質問の受け答えもすべて日本語で行いました。

 今回の文化交流について、入所者からは「今回の地域の方との交流を通して、一般的な日本人の生活を体験することが出来、国や年齢の違いを超えて人と人のつながりをもてたことが、日本文化の理解に大変役立った」との感想が聞かれました。今後、入所者が地域で暮らしていく中で、今回の地域交流での体験が役立つことを願っています。


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