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難民について知りたい!
─RHQ支援センターで学ぶ難民─

 

RHQ支援センター第14期生(後期半年コース)の
PC実習(2013.2.20〜22)

 

 2013年2月20日(水)〜23(金)の3日間、今年度後期・昼間コースの入所者4名が、生活ガイダンス講座の一環で、コンピュータの基礎的な使い方を学びました。

PC実習の初日は、簡単な用語説明の後、日本語の入力に慣れるためひたすらキーボードと格闘です。入所者たちは講師が用意した「ひらがな」や「カタカナ」、漢字混じりの文章を必死にキーボードに打ち込む練習をしました。

2日目は、前日の特訓の成果を活かすべく『名刺』の作成に取り組みました。名刺作りでは、日本語の入力スキル以外に、写真やイラストの挿入、文字フォントの変更、拡大や縮小などの方法を学びながら、各々独創的な名刺を完成させました。

最終日の3日目は、いままでの集大成としてハガキの作成に取り組みました。名刺に比べてハガキでは打ち込む文字数が格段に多く、表現できることもさらに多様になります。それでも入所者たちは習った技術を思い出しながら、また時には講師に質問しながら、素敵なハガキを完成させました。

入所者の多くは個人用のPCやスマートフォンを持っており、日頃から遠く離れた母国の家族友人や、忙しくてなかなか会えない友人たちとコミュニケーションをとっているので、コンピュータの使い方自体には比較的慣れている人がほとんどです。しかし、普段のコミュニケーションはアルファベットや自分たちの言語を使う事が多く、大半の入所者は日本語の入力に関しては経験が有りません。

いまどきの世の中は、コンピュータが使えないと就職や進学にも不利になりかねません。また一方では、コンピュータは文字入力のちょっとした間違いも受け付けず、正しい単語に変換されないことから、コンピュータの入力を学ぶという事は、同時に正確な日本語を勉強する事にもつながります。

今回の実習を終えた入所者のひとりは、「コンピュータに興味を持ったので、自分で費用を支払ってでも外部のコンピュータ教室に通うつもりだ」と述べていました。今後、入所者が日本で暮らしていく中で、今回のPC実習での学習体験が、役立てられることを願っています。


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