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難民について知りたい!
─RHQ支援センターで学ぶ難民─

 

RHQ支援センター第13期生(夜間通年コース)の
日本語学習発表会と修了式を行いました。(2013.3.15)

 

平成25年3月13日(水)に、昨年の4月に入所した13期生(通年夜間コース)の日本語学習発表会を行いました。昨年の9月には中間学習発表会を行いましたが、この日は1年間の日本語学習の成果を発表する総仕上げです。
13期生(夜間通年コース)の入所者は総勢10名ですが、そのうちの5名は保育児童です。そのため、学習者である親は、子供の病気などで欠席を余儀なくされる事もあり、またセンターまでの通所途中も、夏には子供が蚊に刺されないよう、冬の寒い日や雨の日には風邪をひかないようにと気を配りながら子供を連れて1年間通うのはとても大変なことだったと思います。

そんな困難を乗り越えて身に付けた日本語のスピーチはとても立派なものでした。1人の入所者が、子育てをする立場になって初めてわかったと言う、祖国に残した父親の偉大さを語ったスピーチは、参加者全員に感動を呼び起こしました。日本語の先生からは「このままで日本語スピーチコンテストへ出られます」と太鼓判を押されるほどの出来栄えでした。
他にも、夫婦でのコントあり、日本と母国との文化の違いを分かりやすく説明したスピーチもありと、入所者たちの日本語能力の上達ぶりを感じさせるだけでなく、見る者を飽きさせない、すばらしい出来栄えでした。

そして翌々日の3月15日(金)は修了式でした。難民事業本部長から、このセンターで身に付けた力をこれからの生活に生かしてほしいと言葉をかけたほか、来賓としてご参列いただいた外務省、厚生労働省、文化庁などの関係者から温かいお祝いの言葉をいただき、入所者は今まで1年間センターに通ってきた苦労も吹き飛んだ様に喜んでいました。ある入所者は「この日がだんだん近づいてくるのが怖かったです。何故ならセンターで日本語を学ぶことはとても楽しく、その日が終わってしまうのが嫌だったからです。」と言っていました。センターでの授業はこの日で終わりですが、ここで身に付けた日本語や日本人との触れ合いの経験を忘れず、修了生が日本社会で幸せに暮らせるよう、職員一同心より願っています。


 
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