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池田一人講師による「カレン民族について」の研修会を行いました

 2012年9月7日、難民事業本部会議室にて、第三国定住事業に関する理解促進の一環として、日ごろカレン民族と接する機会がある職員や相談員、定住先の自治体職員や地域定住支援員を対象とした研修会を行いました。講師にはミャンマー近現代史の専門家である東京外国語大学の池田一人講師をお招きし、カレン民族の形成史を体系的に説明して頂きました。
 カレン民族の文化や歴史的背景に加えて、長年タイの難民キャンプで暮らしてきたという特殊性を持つ彼らとどのように接し、地域での定住を推し進めていったらよいかという点が出席者共通の問題意識でした。池田講師からは「『カレン民族』とは何かと問うよりも、キャンプから来た人々は外部との交流が少ない田舎に住んでいる人々、或いは東南アジア大陸部に住んでいる上座仏教徒と共通の価値観を持っている人々なので、カレン民族という先入観や固定観念にばかりとらわれず、個々の人となりに対応して接することが彼らをもっともよく理解する術ではないか」とのアドバイスを頂きました。
 カレン難民の文化・背景への理解が深まると同時に、日ごろ忘れがちな支援の基本姿勢に立ち返らせてくれる研修会となりました。

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