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ラオスのお正月行事(2017.4.11)

 在日ラオス難民コミュニティが主催する恒例のお正月行事が神奈川県愛川町の在日本ラオス文化センターで開催されました。同文化センターは、相模川沿いの美しい桜並木を通り抜けた小高い山中にあり、その周囲の山々にも桜が点在する美しい景色のところです。その庭園に建つ、ラオスの首都ビエンチャンを象徴するタートルアン寺院を模した仏塔も見事です。



 この日の行事には敷地内に収まらずに門から溢れ出るほどのたくさんの人々が集っていました。桜に負けないほど美しい民族衣装に身を包んだ晴れやかな笑顔の在日ラオス人に来客は迎えられました。生憎の霧雨の天候でしたが、毎年の伝統行事とあって同国人の賑やかな集いとなりました。建物の室内では僧侶の読経に頭を垂れる大勢の人や供物を抱えている人、ラオス料理を振舞う準備に追われる調理室の人、若者や子どもたちも民族衣装を纏って演奏や踊りを披露するなど、参加者の全員がこの日を晴れやかに迎えようとする姿が印象的でした。



 庭園で開催された式典では、在日本ラオス大使ご夫妻はじめ、アジア連帯委員会、かながわ難民定住援助協会の方々が来賓としてお正月を祝福しました。同大使は「在日ラオスの人々が母国の伝統文化を継承するために協力し合って立派な行事を継続して開催していることを大変嬉しく思います」と述べました。

 同文化センターが設立して今年で14年を迎えますが、在日ラオス人が骨身を惜しまずに手弁当で建物の維持管理と文化継承を大切にしている姿を見て、コミュニティの活動を応援せずにはいられないという気持ちになりました。

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