2023年9月28日(木)、RHQ支援センターで前日に第三国定住制度で来日した、ミャンマー難民第14陣11世帯26名に対する「先輩難民による講話」を行いました。
今回講話を担当いただいた講師は、新宿に拠点を置くNPO法人PEACE理事長のマリップ・センブさんです。日々、日本在住のミャンマー人を支援する活動を行う立場から、来日間もないニューカマーの第三国定住難民に対して、難民として日本に定住する心構え、経済的に自立することの重要性とそのために日本語を身につけることの大切さを、自身の経験を交えて、お話いただきました。「日本政府が実施する第三国定住制度により受け入れられるミャンマー難民が一人でも多く救済されて欲しい」「そのためには、受け入れられた一人ひとりがしっかり日本社会に定着して、生活を営むことが大切だ」「一日も早く日本社会に馴染むためには、RHQの定住支援プログラムで真剣に日本語に取り組んで欲しい」と同じミャンマー人の視点を交えてお話しいただきました。
日本に着いたばかりの第14陣の入所者は、ミャンマー人の支援を行うマリップさんからのアドバイスに接して、日本の生活上の不安が解消され、心強く感じたと同時に、生活のためには、日本語をしっかり身につけることの大切さを改めて認識したようでした。