ここでは、第三国定住難民が、来日後、RHQ支援センターで定住支援プログラムを実施している様子をご覧いただけます。日本に定住する決心をして来日、日本で自立できるよう、約6か月間、毎日日本語学習と生活ガイダンスを学びます。日本に定住する準備も行います。就労先が決まり、住む家が決まり、日に日に社会に出る日が近づきます。定住支援プログラムの最後では、日本語で発表会を行い、これまでの学習成果を披露します。一言も話せなかった日本語で、作文を書き、スピーチができます。歌が歌えます。毎日頑張ったおかげで、着実に日本語が身に付きました。
成長の様子をご覧ください。
毎朝、日本語の音と文字が結びつくように、センター独自の声出しを全員で行います。いつの間にか、大きな声が出るようになっています。
課外授業でリサイクルセンターへ。ごみの分別、資源の再利用など実践的に学びます。
定住地で小学校に編入することを前提に、日直や掃除などの教室活動を行います。基礎的な日本語教育に、国語、算数などの学習言語も取り入れることで、学校生活にスムーズに入っていけるように工夫しています。
定住地で保育所に子供を預けることを前提に、親は預け入れと引き取りの時に、保育士とコミュニケーションがとれるよう積極的にやり取りします。 子どもは保育所の生活になじむよう、1日の生活サイクルを保育所に合わせて過ごします。
毎日、自分でお弁当を作って、持参します。一日も早く日本の生活に慣れて、自立した生活が送れるよう、買い物、料理、家計管理など、すべてが研修のひとつです。