ここでは、第三国定住難民が、来日後、RHQ支援センターで定住支援プログラムを実施している様子をご覧いただけます。日本に定住する決心をして来日、日本で自立できるよう、約6か月間、毎日日本語学習と生活ガイダンスを学びます。日本に定住する準備も行います。就労先が決まり、住む家が決まり、日に日に社会に出る日が近づきます。定住支援プログラムの最後では、日本語で発表会を行い、これまでの学習成果を披露します。一言も話せなかった日本語で、作文を書き、スピーチができます。歌が歌えます。毎日頑張ったおかげで、着実に日本語が身に付きました。
成長の様子をご覧ください。
定住予定地で、住宅の下見、申込をします。これから住む家が決まることで、定住生活が具体的にイメージできるので、とても安心するようです。
希望した企業を訪問して、実際に仕事を見せてもらいます。面接では、習いたての日本語で受け答えをします。 自分が働く姿をイメージして、期待に胸を膨らませます。
日本語教育の最後に、外部から関係者を招いて、日本語学習の成果を発表します。一人ひとりが日本語で、詩を朗読したり、みんなで歌を歌ったりします。 来日時には話せなかった日本語が、今は聞けて、話せて、読めて、書けるようになって、自信がつきました。
所定の定住支援プログラムが修了します。 一人ひとりが毎日努力した賜物です。 政府や国際機関の出席者からお祝いの言葉をかけられ、自信に満ちた表情で定住地に出発します。
就職開始前に、職場環境に慣れ、仕事を覚えるための訓練を職場で行います。 先輩職員から指導を受けながら、積極的に日本語でコミュニケーションをとります。 訓練終了後は、正式に雇用されます。 また、これら訓練を経ずに雇用される場合は、雇用開発助成援助費の対象となり、1年間、賃金の3分の1が補填される援助が受けられます。